シトルリンは疲労回復に効くの??

シトルリン疲労回復

近ごろ、健康や美容に良い成分として脚光を浴びているのが、アミノ酸の一種である「シトルリン」です。

シトルリンといっても、あまり聞き覚えのないものですが、その効果は、運動、冷え性、脳の働き、美肌など、あらゆる面に期待できます。

今回は、シトルリンについて、具体的にどんな効果があるのか、どのくらい摂ればいいかなど、いくつかのテーマごとに詳しく説明していきます。

シトルリンとは?

シトルリンは遊離アミノ酸の一種で、1930年にスイカから発見された成分です。
遊離アミノ酸とは、私たちの身体にあるタンパク質を構成する20種類のアミノ酸とは別に、アミノ酸の状態で体内に生存している成分です。

シトルリンに期待できる効果は?

シトルリンの主な働きは、血管拡張作用によって運動パフォーマンスを向上させたり、血の巡りを良くすることですが、その他にもさまざまな働きがあります。

シトルリンは美肌に効く

私たちが肌のツヤやハリを保つためにもともと持っている重要な成分があります。それは天然保湿因子(NMF)です。

シトルリンは天然保湿因子(NMF)を構成するアミノ酸のひとつであるため、肌の潤いを保つ効果があるとされています。

シトルリンを十分に摂取すれば、天然保湿因子(NMF)を増やすだけでなく、血の巡りも良くなり新陳代謝が上がります。
すると、肌の生まれ変わりも早くなり、美肌に繋がります。

また、シトルリンには抗酸化作用もあるため、肌の酸化を防いで若さを保つ効果も期待できます。

シトルリンによる血流改善で疲労も回復

女性たちの抱える悩みとして多いのが、血液が体中に十分に行き届かないなど血の巡りが悪くなることが原因で起こる、冷え性や足のむくみですよね。特に冷え性は、慢性的な体の疲れやだるさに繋がるので、どうにか対策したいものです。

シトルリンを十分に摂ると、体内で一酸化窒素(NO)がたくさん作られて血管が拡張するので、血流がスムーズになり、体の冷えやむくみの症状が改善されます。持続してシトルリンを摂ることで、冷え性からくる慢性的な疲労の改善にも大いに期待できるでしょう。

また血の巡りが良くなることは、動脈硬化の進行を防いだり、脳の血流改善によって、集中力を高めたり記憶力を良くする効果もあると言われています。

シトルリンは運動する人にも良い

シトルリンは体内のオルニチン回路の中で大切な働きをしています。オルニチン回路といってもあまり聞き慣れない言葉ですが、簡単に説明すると、肝臓の細胞内にある有害なアンモニアを、無毒な尿素に変える代謝のサイクルが、オルニチン回路です。

シトルリンは体内へ取り入れられた後、タンパク質を構成するアミノ酸のひとつであるアルギニンに変換されます。そのときに生成されるのが一酸化窒素(NO)です。

一酸化窒素には血管を広げる働きがあるため、血液量が増えて、運動パフォーマンスが向上します。

またシトルリンは、運動によって生じる乳酸やアンモニアなどを効率よく除去してエネルギーの生成を良くします。それによって、運動後の筋肉痛や疲労感を和らげる効果が期待できます。

シトルリンを含む食材は?

シトルリンはウリ科の植物である、スイカ、メロン、冬瓜、キュウリ、ヘチマなどに比較的たくさん含まれています。

シトルリンは一日どれくらい摂ればいいか?

シトルリンの一日に800g程度摂ると良いとされています。しかしこれを食品から摂ろうとするとかなりの量を必要とするため、普段の食事から毎日摂取することは難しいです。

そのため、シトルリンを配合したサプリメントや加工食品、飲料を使って毎日十分な量を摂ることをおすすめします。

シトルリンの副作用は?

シトルリンは毒性の低い食品なので、摂りすぎてしまってもさほど問題はありません。
ただし、サプリメントで摂るときは、摂取目安量を守るようにしましょう。

シトルリンと疲労回復についてのまとめ

シトルリンは、女性特有の疲れや美容以外にも、記憶力や集中力、さらには動脈硬化にまで効果が期待できることが分かりましたね。

シトルリンはサプリメントからも手軽に摂れるので、これを機に日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?