男性の疲れが取れないのは、お酒?プロテイン?

疲れている男性

 男性のストレス発散に欠かせないお酒や、理想的な体づくりのために欠かせないプロテインが、体の疲れやだるさと関係しているのか?についてお話していきます!

お酒の飲みすぎは疲れを引き起こす?

お酒の飲みすぎなど、アルコールの過剰摂取による疲労は主に、アルコール過剰摂取に伴う睡眠の質の低下から起こります。

アルコールと睡眠の関係は?

寝る前にお酒を飲むと、よく眠れると感じる人は多いですよね。
実際、お酒を飲むと眠りに入りやすくなりますが、同時に目が覚めやすくもなります。

私たちは眠りにつくとまず、深い眠りのノンレム睡眠になります。
そして浅い眠りであるレム睡眠へと移り、二種類の睡眠を一晩で4、5回、一定の間隔で繰り返します。

アルコールを飲んでから寝ると、アルコールを分解するときに発生するアセトアルデヒドが交感神経を刺激して、脳に活動状態であると錯覚させます。
すると深い眠りが阻害されて中途覚醒を引き起こし、眠りが浅くなります。

お酒を飲むと、トイレの回数が増えますが、睡眠中も尿意で目が覚めたり、喉が渇いて起きてしまうことがあります。

浅い眠りが長く続いてしまうと、体や脳を満足に休ませられず、体の疲れやだるさが残ったまま翌朝を迎えることになります。

睡眠の質を落とさないためのアルコールの摂り方は?

ひとつは、床に就く3時間前までに晩酌を終わらせることです。そしてアルコール摂取量にも注意が必要です。

お酒の強さは人それぞれ違いますが、目安としては、一日あたりアルコール摂取量20gに抑えるのが理想的です。具体的には、日本酒1合、ビール中瓶1本が目安です。

アルコールと肝機能の低下の関係は?

お酒の飲みすぎによる疲れは、睡眠の質の低下だけでなく、肝機能の低下からも起こります。

肝臓は、胸とお腹を分ける横隔膜の下、そして胃の隣にあります。右上腹部のほとんどを占めていて、体の中で一番大きな臓器です。

成人の肝臓の重さは約1200g〜1500gとされ、たとえ一部が傷ついても他の部分で補えるとても強い臓器です。肝臓は私たちが生きる上で必要不可欠な働きをしています。

食事から摂った栄養を蓄え、必要なときにエネルギーに変える機能、脂肪の消化吸収を助ける消化液としての効果がある胆汁を生成・分泌する機能、そしてアルコールや薬など体にとって有害な物質を分解し、無害化する機能です。

アルコールを過剰に摂取すると、アルコールを代謝するときに中性脂肪が蓄積し、肝機能の低下を引き起こします。

すると本来解毒されるはずの老廃物がろ過できずに体内に残るため、体に疲れやだるさが残ります。

タンパク質やプロテインと摂りすぎは疲れのもと?

最近の筋トレブームで、引き締まった体に憧れる人が多く、その影響でプロテインも耳にすることが多くなってきました。

プロテインは、摂れば摂るほど筋肉増強に有効だと考えられがちですが、過剰に摂取すると体に悪影響を与えます。

タンパク質の働きと疲れの関係

プロテインとは、アミノ酸が結合してできるタンパク質のことです。タンパク質は脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンと並び私たちの体を健康に保つために欠かせない栄養素の1つです。

タンパク質は体に吸収されるときアミノ酸へと分解されますが、分解と同時に窒素が発生します。

体内で発生した窒素は肝臓で処理され、腎臓から排泄されます。したがって必要以上にタンパク質を摂取することは、肝臓や腎臓へ負担をかけ、体のだるさや疲れに繋がります。

一日あたりのタンパク質摂取量

私たちが一日で必要なタンパク質の摂取量は、体重1㎏あたり約1g、スポーツ選手など激しい運動をしている人は、体重1㎏あたり約1.5〜2gといわれています。

体重70㎏として、体作りのために運動している人であれば、一日あたりタンパク質は140g必要ということになります。

この量を食事から取るのは難しいためプロテインを使うことで効率よく必要な量を補うことができますが、その反面、簡単に大量のタンパク質を摂取することができるため、プロテインに頼りすぎないように気をつけていくことが大切です。

男性の疲れのまとめ

ここまで述べたことで、アルコールやプロテインが全て悪いとされてしまいそうですが、お酒は、適度な量であればすぐにリラックスできて快眠に繋がる良い嗜好品です。

プロテインも、うまく使えば体作りに非常に有効なものです。どちらもほどほどに摂ることを心がけ、疲れに強いからだを作っていきましょう。