女性の疲れに効くサプリの成分や食材

疲れが取れない女性

女性が抱えるさまざまなタイプの疲れ

多くの女性が抱える悩みとして、体のだるさや疲れやすさが挙げられます。疲れやすさは少し休んだくらいでは治らず、本当に困ってしまうものです。

貧血による疲れ

女性の疲れはさまざまな原因で起こります。中でもよく見られるのは、食事の偏りによる鉄分不足や、月経の過多による鉄欠乏性貧血です。

鉄欠乏性貧血とは、血液中の鉄分が何かしらの原因で不足して起こる貧血のことです。

貧血の症状といえば、めまいやふらつきのイメージが強いのですが、疲れやすさや倦怠感、肩こり、そして動悸などの症状も引き起こします。

貧血の原因とは?

ではなぜ鉄分不足が疲れやだるさなどの症状を引き起こすのでしょうか?

酸素を体内に循環させる役割をしているのは、血液の成分である赤血球内のヘモグロビンです。

ヘモグロビンが作られるときに必要な成分が鉄分です。もし、鉄分が不足してヘモグロビンがうまく作られないと、赤血球そのものが小さくなってしまいます。

その結果、体中へ酸素が満足に行き渡らず酸素不足になります。すると、酸素を体中に行き渡らせようと心臓が過剰に働いて負担がかかり、疲れやすさやだるさといった症状が出ます。

貧血に良い栄養素は?

貧血のときはまず鉄分をたくさん含んだものを食べてください。

鉄には肉や魚などの動物性食品に含まれる“ヘム鉄”と、卵や乳製品などの植物性食品に含まれる“非ヘム鉄”の2種類があります。

ヘム鉄は体内への吸収率が高いのですが、非ヘム鉄の方は吸収率が低いという特徴があります。

そのため非ヘム鉄の食品を摂る場合は、その吸収率を上げるために良質なタンパク質やビタミンCを含む食品と一緒に摂ることをおすすめします。

その他にも、赤血球をつくるときに欠かせない、ビタミンB12や葉酸を多く含む食品も摂りましょう。

ビタミンB12を多く含む食材は、かきやしじみです。葉酸を多く含む食材は緑黄色野菜などです。ただ、ビタミンB12・葉酸を食品から摂取するのは大変手間がかかるので、サプリメントで上手に補いましょう。

自律神経の乱れによる疲れ

女性は貧血以外にも、生理前や産後、更年期などのあらゆる状況で女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経失調症になる可能性があります。

自律神経の失調状態も、慢性的な疲労、だるさ、めまいそして動悸といった症状の原因になります。

特に更年期は、より自律神経が乱れて疲れやすくなります。

筋肉量が少なく皮下脂肪が多い女性の身体は、熱を産生しづらいためより冷えやすく、体感温度は男性比べて1〜3℃ほど異なります。

冷えがちな体の血流をコントロールするためには、自律神経を余計に働かせなければなりません。このような過剰な働きにより自律神経は乱れ、より疲労を感じてしまいます。

忙しさからくる疲れ

疲れの原因として、多忙による睡眠不足や食生活の乱れも考えられます。

まずは食生活を見直していきましょう。疲労回復や予防に効果がある栄養素として、エネルギー代謝に深く関係しているビタミンB群、カルシウム、鉄が挙げられます。

ビタミンB群の中でも特にビタミンB1が不足すると、摂取した糖質がエネルギーに変えられず、疲れやすい、体がだるいといった症状が出てきます。

ビタミンB1は豚肉の赤身やうなぎに多く含まれます。

精神的なストレスによる疲れ

疲れやすさはこれまで述べたことだけが原因というわけでもありません。精神的ストレスが原因となる心身症の可能性もあります。

精神的な疲労にはビタミンB群、ビタミンC、カルシウムそしてマグネシウムが良いと言われています。

もしひどい疲れが取れないときは?

規則正しいバランスの取れた食事をとり、ビタミン剤などのサプリメントを使ったとしても疲れが長引いて治らない場合、専門医でなければ治せないことが原因となっていることもあるので、体の不調は決して侮らずに、自分の体のサインに気をつけていくことが大切です。